令和元年度布教講習会
9月5日、6日山口市ホテルかめ福にて令和元年度布教講習会を開催いたしました。
講師には曹洞宗特派布教師富山県林洞寺ご住職、倉田豊彰老師、並びに山口県宗務所副所長、山縣洋典老師にご講義頂きました。
倉田老師には「法話は愛語」と題しご講義いただき、私たちが菩薩行の実践として行っている法話の心得や自己への問いかけ、人権意識など多岐にわたりご指導いただきました。法話は自分自身で試行錯誤しながら練り直し、よく深く構成されていくことから、「法話は熱いうちに打て」という倉田老師の熱い思いのこもったご講義でした。
人権学習では「社会的観点から鑑みる自己意識の再点検」と題し山縣老師よりご講義いただきました。時代とともに変遷している人権を様々な観点からご教示いただき、多様な人によって多様な世界が形成されている中で、お互いの考え方の相違点を私たち一人ひとりが埋める努力をしていくことが大切であると強く感じる意義深い学習でした。
布教実演では、岡山県宗務所管内より祐川勝善師、広島県宗務所管内より山下崇晴師、山口県宗務所管内より田村光雄師にそれぞれ実演をしていただき最後にセンター布教師の河谷正也老師より布教実演をいただきました。こうして2日間にわたる講習会は無事閉講いたしました。