平成27年度禅をきく会(曹洞宗主催11月17日於:島根県雲南市)
11月17日(火)に島根県雲南市の加茂文化ホール ラメールに於いて、曹洞宗主催「禅をきく会」を開催しました。
島根県第二宗務所 青木壯文所長老師の開会挨拶に続いて、中国管区教化センター 田中哲彦統監より「いす坐禅」の指導があり、暫し静寂の中に参加者皆様に実践いただきました。
この度、講師に作家の井沢元彦氏をお招きして「仏教と神道」と題してご講演いただきました。
先ずは、時事的に関心度の高いイスラム教・キリスト教、そしてユダヤ教の関係性をお話し下さり、日本では、上手に仏教と神道が融合して国民の精神や生活に溶け込んでいることを例を挙げながら説明下さいました。
また、労働が神聖なものであるという思想を成し遂げられたのは道元禅師であるというお考えもお示し下さいました。
参加者一同、各宗教の相違点等の理解を深めることが出来ました。
そして、フリーアナウンサーの中司弘子氏、エレクトーン奏者の広原かおり氏によるトークコンサート「今日のこころ 私のこころ」 では、毎週中国地方各地で放送されているラジオ放送より、地元である島根県第二宗務所管内宗侶の法話を8話程お聴きいただきました。
また、ナレーションと演奏に併せて、今年初めて行なわれた「曹洞禅フォトコンテスト」の作品をスクリーンに映写して、参加者皆様にご覧いただきました。