平成27年度青少年教化指導者研修会(6月18日~19日於:山口県)

平成27年6月18日~19日まで、山口市湯田温泉「梅乃屋」に於いて、青少年教化指導者研修会を開催致しました。人権学習は、山口県宗務所副所長兼人権擁護推進主事の山縣洋典老師より
「現代の僧侶が具備すべき人権意識」と題して、特に先入観をもって人と対峙すると差別に繋がる等のお話をいただきました。

次に、大本山總持寺副監院心得、山口正章老師より「峨山禅師の御生涯と五院制度にみる總持寺教団の発展」と題してご講義をいただきました。中でも、五院から輪住する際の栄誉と経済的苦労に関するお話には興味を惹かれました。続いて、「布教の心得」と題して、自分の考えではなく、釈尊の教えを説くようにと、受講者に示された。
2日目は、山口県立大学附属図書館長、鈴木隆泰先生より「お釈迦様の無記について」と題して、釈尊は修行者や在家の人など、眼前の人により解き方を変化されたことをわかりやすく解説いただいた。
全体会では、参加者を都市部・平野部・山間島嶼部に分けて、それぞれの活動報告を行った。